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昨日の静岡新聞に今回のガイドラインが出たことが記事として載りました。

飼い主、自治会、動物病院、愛護団体それぞれに向けての提案や、何より10年後をめどに殺処分をなくすことを目指すガイドラインだと書いてくれてありとてもいい記事です。

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市民の皆さんが新聞を読んでくださり認知して活用して下さったらうれしく思います。
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猫の「殺処分ゼロ」を10年後にめざした「ガイドライン」を静岡市が発表   
                      
近年、市街地では、屋外に出入り自由にしている飼い猫や、飼育放棄された猫とその子孫が野良猫となって、糞尿による悪臭、鳴き声、庭や畑荒らし、ゴミあさり等によって地域で生活環境の問題を引き起こしています。

このような「猫問題」を解決するために、静岡市では平成23年6月から静岡市と静岡市獣医師会、静岡市地域猫運動連絡会の3組織代表が7回の会議で検討、平成24年11月に市民から意見を求め(パブリックコメント)決定された「人と猫が穏やかに暮せるためのガイドライン」を平成25年4月17日に発表しました。
ガイドライン(指針)は次の4つの特徴で明らかなように全国的にも先進的、画期的で素晴らしい内容だと思います。

第1の特徴、目的(静岡市の基本的な考え方)で「静岡市は、10年後の平成35年を目標として、猫によるさまざまな問題や殺処分となる猫を減らし、そしてそれが無くなる日をめざし、市民も猫も穏やかに暮らせる街にする」と述べられているように達成年度を明らかにして「猫問題」の解決と「猫の殺処分ゼロ」をめざしています。

第2の特徴、他都市の多くのガイドラインやマニアルでは「猫問題」は、飼い主や猫の好な市民のモラルの問題として捉え「猫に不妊手術をしましょう」「ルールを守りましょう」と呼びかけているところがほとんどで「猫問題」の解決があまり進んでいません。
しかし、静岡市のガイドラインは「猫問題」を、猫好きのモラルや動物の愛護問題としてだけに捉えるのではなく、「地域住民の生活環境問題」として位置づけ行政が具体的解決の対策を示していることが特徴です。

第3の特徴は
「猫の問題は地域の生活環境の問題としてとらえ、自治会(町内会)などが行政やボランティア・動物福祉団体等と連携し、地域住民の理解と協力を得て、野良猫の不妊手術を行い、地域でルールと役割を決めて世話をする『地域猫活動』に向けた支援を行います。」(本文5ページ4「地域猫活動の推進」より)
猫問題は自治会等が行政や動物福祉団体と連携して地域住民の理解と協力を得て取り組む行政課題であることを明らかにしています。

第4の特徴、静岡市は「地域猫活動を広げるために、地域と行政が協働で行う地域猫推進事業を進めます。」という方針に基づいて、平成24年度に自治会(町内会)と地域ボランティアが主体的・継続的に地域猫活動を行うことをめざして「協働パイロット事業」を実施しました。

この「地域猫活動協働パイロット事業」の実践と成果の上に立って、静岡市は平成25年度に「地域猫活動モデル事業」を予算計上し、葵区、駿河区、清水区でそれぞれ1か所づつで行うことになっています。


せっかくのガイドラインが、猫と人とのより良い共存に役立つことを願っています。

地域猫活動に多く発せられる疑問と回答「地域猫活動Q&A」を作成しました。


「静岡市の地域猫活動」Q&A

問1 「地域猫活動」とは?
答 一般的にはボランティアが野良猫に不妊手術を行い、元の場所に放して餌やりと糞の清掃等の飼育管理が行う活動を「地域猫活動」といわれています。しかし、「地域猫活動」の定義や実施方法は自治体や地方によって違い、様々な方法で行われています。
事前に自治会や地域住民の理解と協力を得ずに行われた活動は、近隣住民から糞尿や庭・畑荒らしなどの被害によって非難を受けて活動を継続的に行うことが困難となる場合があります。

問2 「静岡市の地域猫活動」とは、どのような活動ですか?
答 「野良猫問題」をボランンティアの動物愛護の課題としてではなく、「地域の環境問題」として行政がボランティア団体(動物福祉団体)の協力・援助を受けて、自治会や地域ボランティアと共に野良猫の不妊手術や飼育管理を主体的・継続的に行い、人と猫が穏やかに暮らせる地域とする活動を「地域猫活動」といいます。(静岡市のガイドライン)
 ※住民の生活環境を守る衛生、健康、公害等の問題は法的にも行政(市役所)の仕事です。

問3 何故、野良猫を野良犬のように捕獲して処分しないのですか?
答 野良犬は「狂犬病予防法」によって捕獲、処分できます。しかし、猫の殺処分を前提とした捕獲は「動物愛護の法律」で禁止されていて、市役所職員でもできません。
※「愛護動物」を殺し・傷つけると1年以下の懲役又は100万円以下の罰金刑(改正)

問4 何故、野良猫の不妊手術を実施するのですか?
答 猫の繁殖力は驚異的で、放置するとますます野良猫が増えてしまいます。不妊手術で繁殖による増加が抑えられ、繁殖期の鳴き声やケンカ、尿臭減少及び行動範囲が縮小してトラブルが減少します。(ネコは生後5~6か月で妊娠、年間3~4回出産、1回で5~6頭出産、理論上では雄雌2頭が2年後には240頭以上になるといわれます。)

問5 どのように、不妊手術を実施するのですか?
答 一定の期間に野良猫の通り道などに餌を入れた「捕獲器」を設置して、捕獲した野良猫に不妊手術を行い、元の場所に放します。

問6 野良猫と飼い猫をどのようにして区別するのですか?
答 捕獲期間に飼い主の皆さんに、飼い猫を屋内で飼育するか、目印のため首輪などを付けていただくように御協力をお願いします。

問7 何故、手術した野良猫を元の場所に放すのですか?
答 他の場所に放すと、「猫を遺棄した」ことになり犯罪(罰金50万円)となってしまいます。

問8 元の場所に放すと、手術した猫としてない猫が区別できなくなりませんか?
答 手術した野良猫には、オスは右耳・メスは左耳の先端をV字にカットし目印にします。

問9 元の場所に放された猫はどうするのですか?
答 野良猫の生存期間は4~5年と云われていますので、その間は自治会及び地元の皆さんの理解を得て、ボランティアが飼育管理します。新たに捨てられる猫がなければ地域から野良猫は居なくなります。

問10 どのように飼育管理するのですか?
答 餌を決められた場所で、決められた時間に与え、食べ残しはすぐに片付ける。糞尿の場所を定め常に清潔に保つように努力します。また、新たに猫が捨てられないように監視するとともに、新たに捨てられた猫には不妊手術をします。
 ※愛護動物に餌を与えないで衰弱・虐待は50万円以下の犯罪です。

問11  ボランティアはどのような方がなるのですか?
答 この活動に賛同していただける地域の人たちに呼び掛けて募集します。
活動は、それぞれの条件により週に1~2回また月に1~3回などに協力していただきます。また、餌代、手術代の募金など様々な方法で御協力いただきます

問12 この事業の費用はどのくらいかかりますか?
答 手術する野良猫の頭数によって異なります。避妊手術は1頭約1万円、去勢手術は1頭約8000円で餌代は20頭でドライフード1日300円~500円程度、施設費(餌場、トイレ、収納庫)、広報・事務費等

問13 「地域猫活動」で「猫問題」は解決しますか?
答 新たな「捨て猫」を防止すれば地域から野良猫は居なくなります。
  飼い猫を屋外に出して妊娠させたり、迷子・逃亡した猫が繁殖しないために飼い猫に不妊手術を行いことが必要です。また、屋外の「置き餌」は野良猫を集めてしまいます。
   地域で「猫問題」を解決するには、「地域猫活動」と共に、飼い猫の屋内飼育、不妊手術、置き餌をしないことを徹底することも必要です。

プリントアウトする場合はこちらを開いてプリントして下さい。


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